ダイドーグループ日本の祭り　躍る　悠久の都－角館祭りのやま行事－

古都に響く囃子と掛け声

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秋田県の東中央部に位置し、日本一深い湖「田沢湖」と桜の名所である「桧木内川」や 武家屋敷を中心とした重要伝統的建造物群保存地区があり、今もなお藩政時代の面影を残すみちのくの小京都・角館町など、年間を通じ観光客が多く訪れる仙北市。 春には桜で包み込まれる角館の町並みが、毎年９月７日から９日までの３日間、秋田の夏の残暑を吹き飛ばす人々の熱気に包み込まれる。
「角館祭りのやま行事」。角館神明社の例祭と成就院薬師堂の祭典が一緒になったこの祭りは、日々の生活が安泰に過ごせるようにとの庶民の祈りを込めた行事。 神をいただくという素朴な信仰が色濃く残り、さらには若者の力を極限まで出し切る壮烈な激突。参拝を終え目的がなくなった曳山による進行の優先権を争う「やまぶっつけ」で、祭りは最高潮を迎える。