ガイアの夜明け

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🈑ガイアの夜明け【▽異彩を放て!世界へ 誰もが輝く社会へ🈀】

【異彩を放て!世界へ 誰もが輝く社会へ】【“やっかいもの”を活かせ!〜竹から始まるSDGs〜】

10月6日 日曜 14:00 -15:50 WTV1

🈑ガイアの夜明け【▽異彩を放て!世界へ 誰もが輝く社会へ🈀】

【異彩を放て!世界へ 誰もが輝く社会へ】 (TX9/20放送分) 「誰一人取り残さない」ことを誓った世界共通の目標「SDGs」。取り組みは、世界へと「異彩」を放つことができるのか。
「誰一人取り残さない」ことを誓った世界共通の目標「SDGs」。その目標達成の根幹をなすとされるダイバーシティ(多様性)に、強い信念で取り組むスタートアップ企業がある。岩手県に本社を置く会社「ヘラルボニー」。知的障害のあるアーティストとライセンス契約を結び、2000点を超えるアートのデータを活用した商品企画・販売を手掛けている。共同で創業したのが双子の兄弟、松田崇弥氏と文登氏。
2人が会社を立ち上げたきっかけには、4歳年上の兄の存在がある。兄の翔太氏には、自閉症という先天性の障害があった。2人は言う『彼はもちろん、笑います、悲しみます、怒ります、そして、涙を流します。しかし、兄はよく「可哀想」と表現されることがありました。同じ感情を抱いているにも関わらず、なぜ「可哀想」なのだろう』幼い頃からの疑問を胸に、障害がある人たちに関わる仕事がしたいと起業した。
「豊かな感性」「繊細な手先」「大胆な発想」「研ぎ澄まされた集中力」…障害者の無数の個性を「異彩」ととらえ、福祉を起点に新たな文化をつくることを目指した。今、その「ヘラルボニー」にはダイバーシティ経営に取り組む大手企業などから、協業の申し入れが後を絶たない。さらに今年、パリに拠点を設け世界へ打って出る。果たして、2人の取り組みは、世界へと「異彩」を放つことができるのか。
【“やっかいもの”を活かせ!〜竹から始まるSDGs〜】(TX9/27放送分) “やっかいもの”をSDGsの主役に生まれ変わらせる。中国産から純国産化を目指すメンマプロジェクトと企業・大学が共同で開発する「竹筋コンクリート」を追った。
“やっかいもの”をSDGsの主役に生まれ変わらせる。日本各地に広く分布する「竹」は、タケノコや日用品の素材などに、古来より重宝され生活に欠かせない存在だった。しかし高度経済成長期に入り、安価な輸入タケノコが増え、日用品はプラスチックに取って代わられた。そして今、利用価値を失い放置された竹林が、土砂災害のリスクを増加させ、獣害の温床となるなど「竹害」と呼ばれる現象を引き起こしている。
そんな竹をどう活かし、問題解決につなげていくのか。ラーメン店を経営する企業の「メンマ」作りプロジェクト。さらに建築素材として活用しようと、企業・大学が共同で開発する「竹筋コンクリート」プロジェクトを追った。