ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅

ドキュメンタリー/教養

ニッポンの里山ふるさとの絶景に出会う旅▽稲わらで守るホタルイカの海 富山滑川市🈑

富山湾の春の風物詩、ホタルイカ漁。富山県滑川市周辺では漁に使う定置網を稲わらのロープで作る。そのため漁が終わる頃には網に海藻が生えエビや小魚の繁殖の場に変わる。

10月4日 金曜 4:00 -4:10 NHK総合1・北九州

富山湾の春の風物詩、ホタルイカ。富山県滑川市周辺では、ホタルイカ漁に使う大きな定置網を今も稲わらのロープを編んで作る。そして定置網は、海岸に向かって口が開き、産卵を終えたイカを捕らえるように仕掛ける。自然の恵みを絶やさぬようにする昔からの知恵である。6月、漁が終わるころ、海中に仕かけられていた稲わらの網には海藻が生え、エビや小魚の繁殖の場になる。海の中にも里山の世界が生まれるのだ。