日本のチカラ

ドキュメンタリー/教養

日本のチカラ🈑

障がいがありながら自立した生活を送り、美しく繊細な切り絵を通して多くの人と交わり、人生を楽しむ男性…笑顔の日常を見つめます。

9月29日 日曜 5:45 -6:15 RKB毎日放送

中島眞一さん(54)。 先天性多発性関節拘縮(こうしゅく)症で手足が不自由なため、ふだんは車いすで生活しています。 写真から下絵を描き、口にくわえたデザインナイフを操りながら、細かな線をカットしていく…テクニックは自己流。切り絵を始めたのは中学時代。 学校の夏祭りで、灯ろうを切り絵で作ったのがきっかけでした。
作品にたびたび登場するのが、母・ミ子(みね)さん。 幼いころから療育施設と学校の寄宿舎で生活していた中島さん。 夏休みなど長期の休み以外は家族と一緒に暮らすことができなかったため、大人になった今でも家族への愛は強いといいます。 掃除や洗濯など、身のまわりのことはほとんで自分でこなす日々…障がいがありながら、自立した生活を送り、切り絵を通して多くの人と交わり、人生を楽しむ中島さんの日常を追いました。